リスク高めのFLにIFN-α入りのR-CVP
original paperじゃなくてcorrespondenceなので、abstractがないけど、free accessなのでリンクをたどれば原著が読めます(そして当然短い)。
FLIPI 2以上 (中間リスク群~ハイリスク群)のFLの患者にR-CVP (dose dense)を投与する時に、IFN-α 2bを同時投与するという試験。元の論文がabstractしか読めないけど、Supplementary dataを確認するとregimenは書いてある。IFNは週3回、3ヶ月投与して、好中球数と血小板数が許せばIFNとCPAを増量する方式。患者はtotal 50人で、FLIPI high riskが38%入っている。
結果はmedian follow upが6.2年で、PFS 91%、OS 98%とかなり良い。大体のこういう試験では大規模ランダム化試験をやると、成績が当初より悪くなるけど、ちょっと期待して良いのかもしれない。免疫調整薬という意味では、R-CHOPにlenalidomideを足す方が今っぽいけど、金額的な利点があるかな。