2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
www.ncbi.nlm.nih.gov 高齢者だけじゃないのが分かったので最近elderlyが取れちゃいましたが、EBV+ DLBCL-NOSというのがあります。病理的には普通のDLBCLみたいにsheet状に増えるときもあれば、ぱらぱら散在することもありますが、いずれにしろ腫瘍細胞はEBE…
www.ncbi.nlm.nih.gov これは論文と言うより新しい知見のまとめ的な記事です。freeなんで、リンクからたどれば誰でも全文を読めますが、なんでだか分からないんだけど、肥満の患者は抗PD-1抗体治療が良く効くよってお話。 肥満の定義はBMI 30以上のことが多…
www.ncbi.nlm.nih.gov 月末で忙しいので、brief reportでも。high riskなcHLの患者に対して、自己末梢血幹細胞移植(APBSCT)後のconsolidationとしてのBVのfollow upですね。 cHL自体は治療成績が良い疾患ですが、時々なかなか寛解に至らない疾患に遭遇します…
www.ncbi.nlm.nih.gov 今年の雑誌を漁ってもMLの話題はそれほど多くないので、それ以外も読んでみます。ただ、基本的には去年の論文を掘り返していこうかなと思っているので、その他の血液論文は大規模studyに限ろうかなと思っています。今回はMDS。 MDSはあ…
www.ncbi.nlm.nih.gov 今年中にはDLBCLを中心としたagressive NHLへのCAR-T療法が始まろうという噂ですが、その予後因子について検討した論文。 Fred Hutchinsonを中心としたアメリカからの報告です。FDAでは既にaxicabtageneciloleucelとtisagenlecleucelと…
脊髄損傷に対する適応で承認されたステミラックがNatureに批判されていますね。 www.nature.com 脊髄損傷を発症すると大量ステロイド後に長期のリハビリをやることになりますが、見通しはだいぶ厳しくて、元通りになる患者はほとんどいません。そもそも受け…
www.ncbi.nlm.nih.gov transformed FL (tFL)は必ずしも予後が悪いから起こるというのでもなく、なんでなっちゃうのかはっきりとは言えません。組織学的gradeが高いからなりやすいという訳ではないし、FLIPIが高いとなりやすい傾向があるけどそれは生検されて…
www.ncbi.nlm.nih.gov 一つの酒を黙々と飲むのと、ちゃんぽんで飲むのとどっちが二日酔いにならないかというランダム化試験の結果です。ネタ投稿ですが、内容はまじめです。 英語圏でもフランス語圏でもドイツ語圏でも、ワインの前にビールを飲んだ方が調子…
www.ncbi.nlm.nih.gov 移植不適応の初発MCLに対して、VR-CAPとR-CHOPの比較をやったrandomised, open-label, phase 3 studyの最終報告の論文。割と初期から成績が良かったし、保険適応上も問題なくなったので、早々にコレにしちゃったところも多いんじゃない…
www.ncbi.nlm.nih.gov cHLにABVDはスタンダードな治療で、かつ、なんのこうの言ってもG-CSF製剤を使わないで黙々とスケジュール通り治療しても大体OKという、医療者側にとっては割と頭を使わない面もある治療法です。ただ、いい制吐剤が出てきていつつも相変…
www.ncbi.nlm.nih.gov FLの1st lineの最近の流行りはBRで、R-CHOPから移行している病院の方が多数になっている印象です。個人的にはそれってどうなのよって思っているのですが(そのうち書く予定)、BR後のmaintenanceにRを入れるかどうかというお話。 みんな…